あの日記

フィクションですけど許してください

頭がおかしくなったからなのか分からないけど、あなたが家からいなくなってからの記憶が全然ない。

いつもの熱量だったら何時でも何処へでも追いかけて絶対に家に連れ戻してたけど

あの日はなんか無理だったんだとおもう。

 

過ごしてた日の記憶も驚くくらい薄れてっている。

薬のせい?なのか。

それとも

人間ってこんなもんなのか?ておもったけど多分ショックすぎて関連する記憶が全部思い出させないように脳がロックしてるんだと思う。

思い出したら死んじゃうから。

 

かろうじて覚えてるのも

断片的で

本当に存在してたのか不明なくらい現実味が薄い。

 

お風呂からあがって、

めちゃくちゃ綺麗な顔が全部見えちゃってるときに褒めた日は私の機嫌が良い日らしい。

褒めてくれたって言われる。

今日は好きになってくれたの?とかも言われた。

死にたい

やっぱり思い出さなきゃ良かった。

脳みそは仕事してないみたい。ロックしてそのままずっと思い出さそうとしてもやめてください。

私は多分悪いやつだから、

地獄に落ちて、

誰にも会えないとおもう。

生まれてきてごめんなさい本当に

どこで間違えたのかなって思うけど、

この世に生まれた時から私がこうなる運命だったなら

非条理だし

ごめんなさいって思うし

みんな良い人だったのにごめんなさい。