あの日記

フィクションですけど許してください

2022-01-01から1年間の記事一覧

気持ちが残る部屋に居ると 押しつぶされそうになる 楽しかったわたしたちがたくさん見えて まだわたしもその一員なんじゃないかなって思ってしまう 今日ここで待ってたら あなたが帰ってくるんじゃないかなとか また食べなかったまかないお弁当持って 帰って…

どっか遠くの人にならないで 、 私で満たされた彼が好き それなのにみんなに好かれてるかれがすき すきにあそんだら彼がするか好き どっかいっちゃいそうで心配な彼が好きなのかもしれない 私で満たされたままでいて。足りないくらいのままでいさせたいのに…

あなたのことが好きで好きで仕方なくて

なんでも思い出にしたかった。 レシート。本当に全部保管した。見るだけで楽しかった一日の記憶蘇る。 ラブホのレシート。見るだけで幸せな一日を思い出す。 あなたがラブホで使った歯ブラシ。こっそり持ち帰って舐めたあとは日付をつけて保管した。 あなた…

おもいで

寒い日だったのかわすれた 多分秋とかだったとおもう。 いまはもうないところで、彼のステージがあった。 まだ夢を見てた私は、それを見に行った。一日に何度かあったね。 秋空の下で狭いステージで歌ってた。 歌は一番上手くて誰よりも飛び抜けて上手い。 …

頭がおかしくなったからなのか分からないけど、あなたが家からいなくなってからの記憶が全然ない。 いつもの熱量だったら何時でも何処へでも追いかけて絶対に家に連れ戻してたけど あの日はなんか無理だったんだとおもう。 過ごしてた日の記憶も驚くくらい薄…

わたしがいなくてせいせいしますか。 やっと解放されて 幸せそうで良かったね とか

誰にも理解されないような関係 それで良い むしろそんなのが良かった 誰にもわかってほしくない ほかになにも要らなかった。ほんとうにそうなった。 私たちの物語には必要なストーリーばかりだけど こんなおはなしは要らないかも どこにいてもいいよ はやく…

全てが思い出で、 毎日が思い出を積み重ねていくみたいな日々。 あなたはそんなこと思ってないとおもうけど、 私はいつかこの生活が終わってしまうんじゃないかって、 いつもどこかでそんな不安をかかえてた。 だから、全部の瞬間が大切だった。 なのに

夢だったのかな。 もしくは あなたは急に死んじゃったのかもしれない。 とか、 そういうふうに思うようになってきた。 元気なんかじゃない いまでも早く死にたいし、 こないだ死ねなかった。幸せな場所で幸せな記憶、そのまま一緒に、全部と一緒に。 って思…

優しい音

私はオカルトとか信じてないけど、 多分魂は本当にあると思っていて。、 まだ幼い魂の彼の声は 優しくて大好きな声だった。 なにも汚いこと知らない、1回目の人生なの?ってくらいの彼の魂。そんな声。みんなに聴かせたい。 みんな好きになっちゃうの。 それ…

彼が初めてあのギターを弾いた日の話

「ギターがいいな、一生大切にできるものだから」 こんなこと言ってたと思う。どういう流れでギターになったのかはもう忘れたけど、そんな感じだった。嬉しかった。絶対に買ってあげたいと思って即OKした。彼が欲しいものなんてなんでもあげたいと思った。 …